鄙樂(ひながく)~十三絃箏と七奏者の爲の

酒井健吉氏による鄙樂(ひながく)です。2021年末のポーニーライブ#2のために書下ろしていただいた、箏とのアンサンブル作品ですが、せっかくいい曲が出来上がったのでホールでちゃんと収録したいね、という話が盛り上がりまして、雲仙市にある「愛の夢未来センター」にて2022年7月3日にホール収録を行っておりました。

この日はおよそ二時間かけて何テイクか収録して、うまくいったところを後編集でつなぎあわせる、といった収録のための本番でした。なので編集が結構たいへんで、音を聞きながら断片を結合して、画面遷移をそれと少しずらして切れ目がわからないようにする、という微調整を行っておりました。ただその甲斐あって、仕上がった動画を自分で見直してみても、断片動画のつなぎ合わせというのはまったく感じられないぐらいです。(自画自賛!)

まぁ、そんなこともあって、収録から公開まで約半年もかかってしまいました。(ずっと作業していたわけではなくて、別件でいろいろ忙しくて手が出なかっただけです、、、;^_^A)。ただいろいろやっていくうえで、素材の結合のほか、映り込みを消去したり(TVでふわちゃんがgoogleのCMでやってるやつ)とか、小ワザをいくつか習得しました。まだ仕上げが粗いので、よく見ると不自然な部分とかあるのがわかるかと思います。それと第三楽章に作曲者がちらっとカメオ出演してますので、それも含めて探してもらえると二度おもしろいかもしれません。

なお、当日は会場代をケチって、観客席(階段席)を出さずに収録しておりました。そのため演奏者とカメラがほとんど水平配置になってしまい、立体感がなくなったのと、余計なカメラとかマイクが演奏者にかぶってしまってちょっとお見苦しい映像となってしまったところがあります。まぁ、このあたりも含めていろいろ反省点が見えてきたので、今後の糧にしていきたいと思います。

今回開拓した小ワザとかはまた機会があったらご紹介したいと思いますのでお楽しみに!